正式タイトル:鬼人幻燈抄(きじんげんとうしょう/Sword of the Demon Hunter: Kijin Gentōshō)
略称:鬼人
ジャンル:和風大河ファンタジー
物語:江戸から平成まで約170年に及ぶ鬼人の旅
魅力:切なさと温かさ
高評価レビュー:陰鬱な雰囲気からわずかににじみ出る美しさが好き。コメディを排除した重厚感たっぷりのストーリーの虜に。何一つ無駄がない中身の濃さ
低評価レビュー:気分爽快に感じるような作品ではない。独特な文字の使い方に違和感。人物の掘り下げが緩い
原作者:中西 モトオ(なかにし もとお)
受賞:楽天Kobo電子書籍Award2024《ライトノベル部門大賞》
書籍化:2019年6月~2023年11月(全14巻)
コミカライズ:2017年9月~(既刊6)
テレビアニメ化:2025年放送予定(2024年7月から延期)
小説最高売上:参考2,800部以下(1巻初動3日)
漫画最高売上:参考19,916部以下(1巻初動4日)
アニメ最高売上:
外伝:-
備考:初出は『Arcadia』。シリーズ累計発行部数50万(2023年11月到達)
『鬼人幻燈抄』の世界観・制作・売上
あらすじ・主な登場キャラ
時は江戸時代後期の1840年。
鬼が人の姿(鬼人)に化けて、本物の人間をたぶらかすような世界。
江戸から遠く離れた山間の集落『葛野』。
ここで、甚太、鈴音の兄妹は仲睦まじく暮らしていた。
成長した甚太は、「いつきひめ」と呼ばれる巫女の護衛に就くことに。
そして、鬼の討伐に出向いた森で、不思議な鬼に遭遇・・・。
甚太(じんた)/八代拓
葛野の巫女守かつ鬼切役の青年。
妹の鈴音ともども、幼少期に白雪の父親に拾われた。
鈴音(すずね)/上田麗奈
右目を包帯で隠した、甚太の妹。
葛野に来て10年ほど経つが、見た目は当時のまま。
白雪(しらゆき)/早見沙織
葛野の巫女「いつきひめ」。
現在は白夜と名乗り、集落の中心的な存在。
同化の鬼(どうかのおに)/白熊寛嗣
葛野の周囲の森に住まう高位の鬼。
そのいでたちは、筋骨隆々の体躯に二本の角。
遠見の鬼女(とおみのきじょ)/近藤唯
同化の鬼の相棒。
遠見(未来の情景を視る)の能力を備えた高位の鬼。
小説
著者:中西モトオ
イラスト:Tamaki
出版社:KADOKAWA
レーベル:-/双葉文庫
判型:単行本/文庫本
巻数:全14巻(単行本)で完結
サブタイトル | 発売日 |
葛野編 水泡の日々 | 2019/6/21 |
江戸編 幸福の庭 | 10/18 |
江戸編 残雪酔夢 | 2020/2/21 |
幕末編 天邪鬼の理 | 6/19 |
明治編 徒花 | 10/23 |
明治編 夏宵蜃気楼 | 2021/2/19 |
明治編 君を想う | 6/18 |
大正編 紫陽花の日々 | 10/21 |
大正編 終焉の夜 | 2022/2/26 |
大正編 夏雲の唄 | 6/22 |
昭和編 花街夢灯籠 | 10/20 |
平成編 逢う日遥けし | 2023/2/22 |
平成編 終の巫女 | 7/26 |
平成編 泥中之蓮 | 11/22 |
文庫本
巻数 | 初動売上部数 (14日以内) | 発売日 |
1 | – | 2021/5/13 |
2 | – | 9/9 |
3 | – | 2022/3/10 |
4 | – | 9/8 |
5 | – | 2023/3/15 |
6 | – | 9/13 |
7 | – | 2024/3/13 |
漫画
作画:里見有
出版社:双葉社
連載メディア:月刊アクション→漫画アクション
レーベル:アクションコミックス
巻数 | 初動売上部数 (7日以内) | 発売日 |
1 | – | 2021/9/9 |
2 | – | 2022/3/10 |
3 | – | 9/8 |
4 | – | 2023/3/15 |
5 | – | 9/13 |
6 | – | 2024/2/29 |
テレビアニメ
葛野編
アニメ制作会社:横浜アニメーションラボ
監督:相浦和也
シリーズ構成:赤尾でこ
キャラクターデザイン:池上たろう
音楽:髙田龍一、広川恵一、高橋邦幸(MONACA)
オープニングテーマ:
エンディングテーマ:
放送局:ほか
放送期間:2025年~
話数:全
レビュー 感想、意見、口コミなど