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『月刊モー』のアニメの概要、売上

アニメ原作

正式タイトル:月刊モー想科学(げっかんモーそうかがく/Delusional Monthly Magazine)
略称:月刊モー
ジャンル:ミステリーファンタジー
物語:月刊モー想科学編集部のメンバーが、雑誌に載せるネタの取材をしながら伝説の島『モー大陸』の謎に迫っていく
原作者:馬谷いちご
受賞:-
テレビアニメ化:2024年冬
コミカライズ:-
ノベライズ:-
アニメ最高売上:参考DVD88/BD204枚以下(1巻初動5日)
漫画最高売上:-
小説最高売上:-
外伝:-
備考:初出は『TOKYO MX』。シリーズ累計発行部数-

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『月刊モー想科学』(アニメ)のネタバレ・感想・売上

売上

アニメ制作会社:OLM Team Yoshioka
原作:馬谷いちご
監督/キャラクター原案:宮脇千鶴
シリーズ構成:金杉弘子
キャラクターデザイン:廣田茜
オープニングテーマ:月刊モー想科学編集部(石井/山本/白井/土岐)『オーバーサイエンてぃふぃっく!』
エンディングテーマ:土岐隼一『SCIENCE』
放送局:TOKYO MXほか
放送期間:2024年1月11日~3月28日
話数:全12

巻数初動売上枚数
DVD
Blu-ray
合計
(7日以内)
最終売上枚数
DVD
Blu-ray
合計
(8日以上)
発売日
12024/3/20
24/24
35/29
46/19

世界観・作風・ストーリー構成

国名は不明だが、おそらく地球。
物語の舞台は架空の街『モーストシティ』。
洋風っぽい建物が目立つが、人の名前は和洋入り混じっている状態。
自動車、電車、ブラウン管テレビ、固定電話はあるが、携帯電話やパソコンはないので時代は20世紀末。

人間や動植物以外に、特殊な能力を持つモータリアンと呼ばれる生物が存在。
そのモータリアンの住処が、すでに消滅しているモー大陸

物語を動かすのは、『月刊モー想科学』編集部とホワイトペガサス社の社長・双子。
互いに、モー大陸復活の鍵となるモーパーツを狙っている。

作風はコメディタッチ
ドタバタした感じではなく、クスッと笑ってしまうような雰囲気が漂う。
パーツ探しメインということで、ミステリアスな部分も。
バトルはあることにはあるが、誰も死ぬことはなくリラックスして鑑賞できる。

基本、1話完結型
雑誌に載せるネタの提供者が来て、取材、パーツ発見、バトルで締めを繰り返す。

登場人物

メインキャラ

月刊モー想科学編集部

小さな出版社のようだが、他の部署については説明なし。
主な業務は、『月刊モー想科学』の発行。
とはいっても、記事を書いている描写はなく、取材オンリーな印象。
正式な社員は4名。それと犬が1匹常駐。
とあるビルの2階に事務所を構えるが、そこには人がおらず、1階の喫茶『岩(ロック)』を打ち合わせの場所として利用している。

編集者。男性。9月24日(てんびん座)生まれの28歳。
この物語の主人公?
夢は専業主夫になることで、定期的に結婚相談所に通う。
その正体はモータリアン。
邪気や霊が見える能力を持つ。また、幽霊と話もできる。
額の印にモーパーツが当たると虎人間に変身。身体能力が数倍アップする。
変身中の記憶は残らず、変身後、極度の疲労感に襲われる。
性格は、弱腰で婚活以外はあまりやる気なし。

アシスト。男性。1月28日(みずかめ座)生まれの10歳。
子供ということで、建前としてロックが面倒みている。
その正体はモータリアンの王子。
邪気を浄化したり、病気や怪我を治癒したりするヒーリングの能力を持つ。
変身すると牛人間に。言葉を話すなど理性はあるが、記憶はほとんど残らず。
変身中は、セバスチャンを探している?
性格は、冷静、ツッコミ役。常に面白そうなことに興味がある。
また、子供扱いされるのを嫌う

アフガンハウンド。雄。11月23日(いて座)生まれの年齢不詳。
ジローと仲良し。大型犬で、立ち上がると全長2mにもなる。
その正体はモータリアン。
人の言葉を理解する能力を持つ。
変身すると吟遊詩人に。理性があり、普通に言葉を喋る。
性格は温厚。ダンスが得意。

中途入社の新人。男性。12月31日(やぎ座)生まれの18歳。
前職はサイエンス研究所のエリート科学者。
研究所の爆発の責任を取らされクビになったこととモーパーツの調査を理由に転職を決意。
モー大陸ネタを持ち込んだ張本人。
変身願望があるが、その正体は普通の人間。
性格は、猪突猛進。自分の興味のあることに関しては一生懸命。結婚願望なし。
結婚願望なし。口癖は「オーバーサイエンてぃふぃっく!」

編集長。女性。11月5日(さそり座)生まれの29歳。
主に取材の命令をするだけで、8話までの出番は各話1分もない。
タローとジローをスカウトし、ゴローの採用を決めるなど社長クラスの決定権を持つ。
その正体は、元サイエンス研究所の研究員フォー・チュンかつモータリアン。
また、人類消滅を願う真の黒幕で、陰でゴローやエドワードたちを操る。
モーパーツが印に触れるとキツネ?に変身。
性格は、現在何を考えているかわからないおっとりタイプだが、少女の頃はおしゃれ興味ゼロの研究一筋。また、生まれの資産家フォー家では、変わり者扱いされていた。

マスター。男性。7月26日(しし座)生まれの70歳。
客にコーヒーを提供するのが主な仕事。
口数少なく、何を考えているのかわからない。
傍観者に近く、物語にはほとんど関わらない。

ホワイトペガサス社

食品、不動産、エンタメなど事業が多岐にわたる謎多き企業。
従業員数千人クラスの大手と思われるが、モー案件には社長と社員2人しか関わらない。

社長。男性。8月25日(おとめ座)生まれの34歳。
普段の仕事は不明。
部下のパーチとノインを使い、月刊モー想科学編集部が所有するモーパーツの奪取を画策。
その正体は、フォー・チュン(キャサリン・スー)の助手で普通の人間。
彼女の夢『モー大陸の浮上』を叶えたいと思っている。
性格は、丁寧な言葉遣いに上品な立ち振る舞い。また、フォーのためであれば自分の命も惜しまない強い忠誠心を持つ。
料理などの家事が意外に得意。

社員。男性。3月31日(おひつじ座)生まれの15歳。
ノインとは双子。こっちが兄?
肩書はペット用品部門特区選任戦略部販売促進2課マネージメントチーム補佐。
本業は、社長の裏家業の実行部隊。
その正体はモータリアン。
能力は不明。
変身すると白熊になる。
性格は、無表情で淡々と仕事をこなすタイプ。
特技は頭を使うこと。

職業、性別、誕生日、肩書、本業、正体はパーチと同じ
変身すると黒熊になる。
性格は、やや強硬路線。
特技は体を使うこと。

サブキャラ

ナンシー/斎藤千和
タローが通っている結婚相談所モーメントマリッジの相談員。
自分の思ったことを、遠慮なくズケズケというタイプ。

ゲストキャラ

名前
1飼主中恵光城
1黒服モアイ岩下
兼政郁人
2チャン田邊幸輔
2リン安田陸矢
2シャン大野智敬
26ソテツ下野紘
3ハナノスケ小西克幸
3リヤ小清水亜美
3オムレット三宅麻理恵
3東城日沙子
丸岡和佳奈
柳田淳一
岡井カツノリ
4スコット檜山修之
4やすこ檜山修之
5リョーマ岡本信彦
5ロベルト平田広明
5ドライバー亀山雄慈
小林康介
柳田淳一
5ファン月城亜美
大井麻利衣
秋山絵理
中恵光城
67ジョニー福山潤
6リリイ清水彩香
6女性東城日沙子
丸岡和佳奈
大井麻利衣
7アンリ藤田咲
7受付秋山絵理
7女性田村好
丸岡和佳奈
東城日沙子
8アツミ
セイイチロウ
水中雅章
8アイドル東城日沙子
8プルードモアイ岩下
8プリンス秋山絵里
8師匠岡井カツノリ
8女性田中貴子
9記者岡井カツノリ
亀山雄慈
村上裕哉
10警備員兼政郁人
10男性中恵光城
10女性丸岡和佳奈
11国王速水奨
12男性中恵光城
モアイ岩下
亀山雄慈

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各話ストーリー

歩道:サイエンス研究所の研究員ゴローは、月刊モー想科学編集部のあるビルを探している。
結婚相談所:編集者タローは、相談員のナンシーに自分の夢を語るも、相手はいないと拒絶される。
四つ角:相談所からの帰り、タローは道を歩くゴローとぶつかってしまう。そのゴローのまとう邪気に恐怖したタローは、聞かれた道を教え、一目散に逃げる。
喫茶店:編集アシスタントのジローが退屈そうにしていると、ゴローが入店してくる。その後、タローも入ってきて、ゴローがモー大陸の話をはじめる。論文の発表を却下されたので記事にしてほしいと頼むゴローだが、タローに断られ帰宅。しばらくして、編集長キャサリンからモー大陸記事作成の指示が下りる。その後、助けを求めるゴローから電話があり、研究所のほうから爆発音が鳴り響く。
研究所:タローとジローに加え犬のサブローも到着。なんとか中に入ると、黒服の男たちに追われるゴローの姿が。この逃走劇にタローたちも巻き込まれ、ゴローが持っていたモーパーツがタローのおでこに当たってしまう。すると、タローの姿が2本の足で立つに。そのパワーで黒服達を一網打尽。その様子をホワイトペガサス社の双子パーチとノインがこっそり見ている。
社長室:双子は社長のエドワードに、タローがモータリアンであることなどを報告。
喫茶店:研究所を解雇されたゴローが、編集部に転職してきたと改めて挨拶。

喫茶店:モータリアンや獣人について話をするゴローたち。そこへ、キャサリンからの紹介でテニス部員の3人の高校生がネタの提供に現れる。なんでも、噴水が踊ったりする不思議な井戸を発見したとのこと。
歩道:タロー他いつものメンバーで現場に歩いて向かいながら、変身の理由になどについて議論している。
社長室:重傷を負った黒服たちの代わりに、双子がモーパーツ奪取に向かうことでまとまる。
歩道:タローたちを尾行する双子。
井戸:到着後、まずジローとゴローが井戸の蓋を開けようとする。嫌な予感がしたタローはそれを止めようとしたところ、勢い余ってサブロー共々中に落ちてしまう。急いでゴローが助けようとしたタイミングで、双子の介入。ゴローからモーパーツを取ろうとするが、そのとき井戸の中のモーパーツが光り、タローとサブローを地上に押し戻す。それを見た双子は、井戸のパーツに手を伸ばすも失敗、割れてしまう。このいざこざでゴローのパーツがタローにあたり変身。一瞬で、双子を返り討ちにする。
喫茶店:これでパーツは2枚そろう。だが、そのうちの1枚は一部欠けている。
社長室:双子がエドワードにこの日の出来事を報告。

結婚相談所:ナンシーからマッチングと聞いて喜ぶタロー。相手の名前はリヤ。さっそくデートをすることに。
喫茶店:ゴローたちにその話をしながらお洒落をするタロー。デート場所は舞台『トミオとオムレット』。
舞台:リヤを待つタロー。
社長室:エドワードが双子に再度モーパーツ奪取の指示。
喫茶店:ゴローは双子が着ていた服のエンブレムを思い出し、ホワイトペガサス社の人間と気づく。そのことをジローと話しているとき電話が鳴る。
舞台:待ちぼうけのタロー。そこへ、ジローが来てキャンセルの連絡があったと伝える。結局、この2人で鑑賞することに。客席には双子の姿も。開幕。演技の途中で、トミオ役のハナノスケの様子がミュージカル風になって、舞台は滅茶苦茶に。帰ろうとしたところ、キャサリンに会い、ハナノスケの取材を指示される。
楽屋:ドアを開けると、邪気をまとうハナノスケがいて、タローは逃げてしまう。そこへ、ゴローとサブローが来て、ジローと一緒にハナノスケの話を聞くことに。
コーヒーショップほか:ハナノスケの身に起きていることを確認するため、ゴローたちはしばらく行動を共に。双子もついてきている。
結婚相談所:タローは、ナンシーからリヤが退会したと聞き、次のマッチングを待つことに。
喫茶店:タローの破局という言葉をきっかけに、ゴローはハナノスケの元カノに原因があると考える。
舞台:その確認をするためゴローたちは再び訪問。そうかもしれないとのハナノスケの返答。ゴローとジローは彼の最後の舞台を見ることに。客席にはタローのデート相手リヤの姿も。一方、ソファーで居眠りをしていたタローとサブローは、ゴローから預かっていた荷物を双子に奪われてしまう。逃げる双子と追うサブローは舞台に乱入するも劇は続く。ハナノスケが「恋人」と口にしたところで、ハナノスケとリヤが嵌めていた指輪が光り、ハナノスケや獣人化したタローなどその場にいた多くがミュージカル風に踊りだす。その様子をボー然と見つけるジローと双子。劇が終わったところで、二つの指輪が合体、モーパーツへと変化する。それを双子がこっそり持ち出す。
喫茶店:ハナノスケの呪いは解け、元カノと結婚することに。タローはその元カノがすっぽかされた見合い相手だと知りショックを受ける。
社長室:モーパーツがやっと一つ手に入って喜ぶエドワード。

喫茶店:来月号の特集について話し合ういつものメンバー。ゴローの提案でヌス湖のヌッシー探しを行うことになる。
道路:ゴローが運転するサイドカーを、双子はオープンカーで追跡。
みちのえき:ゴローたちはキャンプ用の食材を確保。
道路:再び運転を続行。
ヌス湖:キャンプ場の管理人スコットがゴローたちを温かく迎え入れる。その後、テントを設置、ゴローはカレーの準備。タローとジローはヌッシーを探しに。一人の若い女性やすこ(幽霊)と出会い仲良くなるタロー。ゴローはヌッシーを信じるやすこという亡き女性についてスコットから話を聞く。やすこに言われるがまま湖に入ったタローはモーパーツ?を発見する。そこへ、ゴローとジロー、双子が現れバトル開始。双子の片割れノインが、舞台で拾ったパーツを使い黒熊に変身。続いてタローも獣人化。獣人同士の戦いは、タローが押し気味に進めるも、一瞬のスキを突かれ、ノインの反撃を食らう。引き続きとどめを刺そうとしたところ、やすこの助けが入り、タローはなんとかノイン撃退に成功する。だが、戦いに気を取られていたゴローは手に持っていた湖のパーツをパーチに奪われてしまう。ネガティブな雰囲気に包まれるも、最初の目的ヌッシーの写真撮影には成功していた。
社長室:エドワードが鑑定したところ、湖のパーツは生き物の骨(ヌッシー?)で双子はがっかり。
喫茶店:ヌッシー特集完売でお祝い。
社長室:エドワードがぶつぶつ独り言(誰かに語りかけてる?)

高速道路:車と並走する不気味なローラースケーター?が出現。
喫茶店:ゴローが雑誌に載っていた高速仮面の取材をタローたちに提案するが、断られたので1人で外出する。すると、ゴローと入れ替わりにフィギュアスケートコーチのロベルトが選手リョーマのことで相談したいと店に入ってくる。なんでも、夜な夜な出かけてはゲッソリして帰ってくるとのこと。しかも、本人に自覚なしで困っていると。最初は嫌がっていたタローだが、よからぬ妄想を勝手に抱きやる気が沸く。
運送会社:ゴローはドライバーに高速仮面の取材。
スケート場:タローほか到着。リョーマの欠点は演技構成というロベルト。
喫茶店:戻ってきたゴローは、ロックからタローたちの行き先を聞き自分も行くことに。
スケート場:ゴローも到着。タローたちはリョーマから邪気を纏う仮面の話を聞く。その仮面を装着したリョーマ(高速仮面)はスケート場を飛び出してしまう。モーパーツが絡んでいると悟ったゴローたちはサイドカーで追いかける。双子もいつものごとく尾行開始。
高速道路:リョーマは環状線をグルグル回ることで感情を表現しようとしていると、ジロー推察。リョーマの暴走を止めるため仮面を剥ぎ取ろうとするタローたち。それに加え、双子も仮面奪取に奔走。切羽詰まりタロー変身するも、リョーマと一緒に滑り出す。さらに、ノインも変身しタローにケンカを売るも圧倒される。再び、タローがリョーマと踊りだしたところで、仮面がすっぽ抜け、満面の笑みでリョーマ気絶。それを拾ったパーチ白熊に変身。2対1で分が悪くなったゴローたちはリョーマも連れて逃走。
スケート場:意識を取り戻したリョーマは感情表現が身に付いたとロベルト共々満足顔。
社長室:これで二つのパーツが手に入ったエドワード。双子に残りのパーツ探しを依頼。
喫茶店:みんなでリョーマ優勝シーンをテレビで見た後、ゴローがホワイトペガサス社の調査を宣言。

ジョニー部屋:リリイと楽しもうとしたところ、猫のせいでくしゃみが連発し失敗に終わるモデルのジョニー。
喫茶店:ゴローたちはこのジョニーの悩みを聞くことに。あまりのくだらなさに気乗りしないタローたちだが、キャサリンの命令で結局猫のたまり場に向かう。
猫のたまり場:到着したタローたちだが、猫は1匹も見つからず、夜出直すことに。
ホワイトペガサス社:その帰り道、ゴローたちは調査に訪れるが門前払い。また、扉に貼ってあるポスターを見て、ジョニーがここのモデルだと知る。
喫茶店:ゴローとジローは、ホワイトペガサス社がモーパーツを付け狙う理由を考える。
ホワイトペガサス社:写真撮影をするジョニー。そして、それを眺めるエドワードは、部下から編集者の奴らがここに来たことを知る。
喫茶店:ソテツという名の猫を知らないかと親子がやってくる。
猫のたまり場:夜、訪ねるタローたちだが、またしても猫は見つからず。そこへ、女連れでジョニーが帰ってくる。タローたちは見つかるまでここにいるつもりで宴会をはじめる。その様子を伺う双子が、ゴローの荷物を盗もうとしたところ、複数の猫に襲われる。双子はたまらず変身。それに対し、ボス猫登場。その姿にビビったタローも変身しバトルロワイアル。これを解決しようとしたゴローのリュックから、井戸で拾った(2話)パーツの欠片が落ち、ボス猫の耳に付いている欠片と共鳴し合体。それを拾ったジローに変身。セバスチャン?を呼ぼうとしているところ、ノインに襲われるも返り討ち。パーチは気絶したノインを連れて逃走。正気を取り戻した猫はソテツだった。
喫茶店:ソテツを親子に引き渡したゴローは、井戸で割れたとき吹っ飛んだパーツの欠片がソテツの耳に刺さったと考察。その後、ゴローが二つのパーツをくっつけると、青い球体が浮かび上がり、そこから光線が店内の奥の部屋の地下室まで伸びる。それに誘われるように、ゴローたちが地下室に入ると、奥にはモー大陸を彷彿とさせる壁画があり、パーツを嵌められるようになっている。これを見たジローは昔のことを少し思い出す。

社長室:なぜかゴローたちの地下室発見に勘付くエドワードは、自ら出向く覚悟。
喫茶店:全部で6つあるモーパーツが揃うとモー大陸が浮上するのではと考察するゴロー。
池のほとり:タローはジョニーにお見合いの秘訣を聞いている。
結婚相談所:タローはナンシーにVIP限定お見合いパーティーに出たいと言うが断られる。
喫茶店:ゴローはいざという時のためモーパーツをタロー、ジローそれぞれ一つずつ渡す。その後、ナンシーから電話があり、タローに加えゴローもお見合いに出られることに。
豪華客船:タローとジロー、お見合い会場到着。監視室ではこの2人の様子を双子が見ている。こっそりとジロー、サブローも来ている。タローとゴローにエドワード接触。お見合いのコツを教えながら、タローのパーツを盗もうとするも失敗。自己紹介タイム終了後、エドワードの命令でシンガーのアンリがタローを誘惑しつつパーツ奪取を目論む。甲板にてゴローとジローがエドワードとアンリの正体に気づいたところ、ドアがロックされ中に入れなくなる。ジロー変身後、アンリへのタローの告白を妨害し、脱出。
喫茶店:タローはマリッジブルーをきっかけにここの生活も悪くないと思い始める。ジローは、モー大陸のことをさらに思い出す。
社長室:パーツ奪取失敗も自信満々のエドワード。

社長室:エドワードは双子にドッグコンテストを開いて編集部をおびき出せと命じる。また、モー大陸の半分をやると約束。
倉庫:双子はコンテストのトロフィを用意する。
結婚相談所:タローはナンシーに優柔不断と怒られる。
歩道:その帰り道、タローは犬の散歩をきっかけに仲良くなる男女を見てピンとくる。
喫茶店:ゴローはジローにモー大陸について聞くも完全には思い出せず。そこへ、タローが帰ってきて、サブローを連れ散歩に向かう。
公園:タローは犬連れの男女数人と出会うが会話についていけない。
喫茶店:再びタローが戻ってきたところ、キャサリンから封筒を手渡される。中身はホワイトペガサス社からのドッグコンテストのお誘いで、罠っぽいと感じながらも、サブローの強い要望で行くことになる。
コンテスト会場:競技は陸上、水泳、障害など。競技中、着ぐるみを纏った双子は幾度となくタローたちが持っているモーパーツを取ろうとするが失敗。ダンスと迷路でいい成績を収めたサブローが決勝戦に。プルードとの相撲に勝利し優勝。サブローを連れたジローたちがステージにあがったところ、双子が正体を現す。我慢できなくなったサブローはトロフィに突進。すると、吟遊詩人の男に変身。それを見て双子も変身。続いてタロー、ジローも変身したところ、分が悪いと感じた双子は逃走。また、サブローの歌声により、ジローは自分がモー大陸の王子であることを思い出す。
社長室:誰か?に奪取失敗を謝罪するエドワード。
喫茶店:ゴローはモータリアンだからモーパーツが触れると元に戻ると断言。ジローはモー大陸は国が二つに分かれて海に沈んだと話す。また、ゴローは14年前にフォーチュンによりモー大陸の論文が発表されていたと告げる。

研究所会見:14年前、サイエンス研究所の研究員フォー・チュンの記者会見。モー大陸は存在すると発表するも、同研究所の重鎮、マスコミなどから啞然とされる。その様子をエドワードが寂しそうに見ている。
研究室:会見のさらに1年前、エドワードはフォーの助手になると挨拶に訪れる。クマや水牛などの解剖、食事の世話まで親身になって手伝う。その甲斐あって、フォーは古文書の解読に成功し周囲から高い評価を受ける。その後も、仕事に精を出す2人はモー大陸のことが記述されていると思われる古文書に遭遇。
地下室:そこに記してある場所にフォーが単身向かうと、後々ゴローたちも目にする例の壁画が。
研究室:さらに幾日もかけて解読を進めるフォー。ある程度理解したところで、エドワードにモーパーツ発見からこの研究に至るまでの経緯とフォー自身がモータリアンであることを話す。
会議室:重鎮たちがフォーの新論文の発表を決断。
研究所会見:時系列が冒頭に戻る。
フォーの家:研究所をやめ自宅に引きこもるフォーを、エドワードは何度も訪ねる。それから数年後、少女から大人に成長したフォーは、エドワードにモーパーツにより変身したキツネ?の姿を見せる。さらに、モー大陸の浮上を提案。また、企業したエドワードはモータリアン探しをすると明言。
喫茶店:しばらくして、地下室を押さえようとしたが、すでに喫茶店になっていたので、2階に編集部を設け、名をキャサリン・スーと変え現在に至る。

研究所:モー大陸があることを信じ、久しぶりに古巣に訪れるゴロー。フォーの論文を必死に探すも見つからず。がっくりしながら階段を下る途中、前から気になっていたドアの中に入る。その通路の奥には、喫茶店の地下室にあった例の壁画と同じものが。その瞬間、キャサリン(フォー)もこの通路に入ってくる。キャサリンはこれまでの経緯を話し、残りの3つのモーパーツ(ホワイトペガサス社のもの)をゴローに託す。
喫茶店:戻ってきたゴローは、さっそくタローたちにキャサリンとのやり取りを話す。そして、今すぐにでもモー大陸を浮上させようと。それに対し、罠を疑うタローたち。さらに、そんな大陸どうでもいいという始末。やけになって実力行使に移るゴローだが、タローとジローは店を出て行ってしまう。
社長室:モーパーツが紛失したと話すエドワードと双子。
フォーの家:紛失の件で話をしに来たエドワードだが、フォーは不在。
喫茶店:項垂れるゴローにサブローがちょっかいを出す。
海沿い:海を眺めるタローは、キャサリンとジロー、サブローと会ったときのことを思い出す。ジローは真実を知るのを怖がっている様子。その後、ゴローとサブローも来て、なんだかんだモー大陸浮上で考えが一致する。
社長室:エドワードが戻ってくると、そこにはキャサリンの姿が。モーパーツはゴローたちに渡したと。そして、もうすぐ本当の目的が分かると謎めいた言葉を呟く。
喫茶店:すべてのモーパーツを壁画に嵌めたゴローたち。
海沿い:地鳴りがして外に出ると、海の底から青い球体に包まれた島が浮上。
社長室:その様子を遠くから見ていたキャサリン、エドワード、双子も現地に向かう。

喫茶店:キャサリンに言われるがまま、地下室に入るエドワードと双子。
海沿い:空に浮かぶモー大陸を見て、どうやったら中に入れるのか話し合うゴローたち。とりあえず、サブローの誘いで喫茶店に向かう。
喫茶店:地下室でモー大陸の入り口らしきものを発見し前に進むゴローたち。モー大陸の印が描かれた床に足を踏み入れるとワープ。
モー大陸:ゴローたち到着。ここでは自分の意思で変身可能。また、すべてを思い出したジロー。一同は、大きな音がした城へと向かう
王家の城:変身して中に入るタローたち。屋上へ向かうと、そこにはキャサリンたちがいて、自身がフォーでモータリアンだと皆に正体をばらす。そして、本来の目的は人類の消滅だと告白し、それを実行に移すための太陽神ラモーを起動させる。

モー大陸:人類消滅のカウントダウンがはじまり、人間であるゴローとエドワードの肉体は少しずつ消えていく。それを止める方法を、ジローが提案。モー大陸を消滅させればいいと。だが、その方法がわからない。そんなとき、サブローが王様のメッセージが書かれた石を発見。暗号化されており、ゴローが解読に取り掛かる。それを邪魔しようと、エドワードがジローに発砲しようとするも、反撃を食らう。
その様子を見たキャサリンが激怒し、ジローと開戦。双子もそれに合わせるように、タローに攻撃を仕掛ける。合体し巨大化した双子に苦戦するタロー。戦いが苦手なジローも押され気味。だが、真の力に目覚めたタローは双子に逆転。さらに、ジローに止めを刺そうとしたキャサリンも倒す。
一方、ゴローは解読に成功。モー大陸消滅の方法をジローに伝え、それを実行。なんとか人類消滅を免れる。
崩れ行くモー大陸。タローたちは、鳥化したサブローに乗って脱出。
海沿い:変身が解け、人間の姿に戻るタローたち。瀕死のエドワードをジローが回復させる。キャサリンは、エドワードと双子を連れどこかに消える。
喫茶店:一件落着後のタローたち。月刊モー想科学編集部は、新編集長にゴローを据えて再出発。キャサリンは、テレビの記者会見でモー大陸以外にもまだまだ謎めいた大陸があると発表。

感想

専業主夫になるために結婚したい
というのはちょっと笑った。
ヒモ男かよと思いましたが、それをいったら専業主婦がヒモ女になってしまう。
こういう夢もアリといえそうだが、問題はOKと言ってくれる女がいるかどうか?

ジロー(男)は
タロー(男)が好きなのか。
BLって感じはしないが。

双子の尾行
他人が見つけたものを横からかっさらうのがお約束。
大きそうな会社なんだから、情報収集も得意だろうに。
まあ、自分たちで探そうとすると、編集部の出番が減ってしまうご都合的な問題か。

伝説の大陸とか
まず、ラピュタが思い浮かんだが、本作は冒険ものの雰囲気があまりない。
シリアス度も低く、笑いに力を入れている印象。

変身シーンと口癖
プリキュアか。
決して可愛くもカッコ良くもなくワンパターンだが、つい見つめてしまう。
ゴローが連発するモーなんちゃらも、何度も聞いてると居心地がよく感じるから不思議(声優のすごさを実感)。

伏線回収
この作品の山は9話。
モータリアンやキャサリン、喫茶店の上に編集部がある理由など一気に噴出してスカッとした気分。
ところで、タロー、ジロー、サブローときて、次がなんでゴロー?
という答えは、フォーでいいのかな。
あと、今になってモータリアンの印に気付くのは遅すぎか。

2期の可能性
残った伏線から考察してみると。
けっきょく、セバスチャンとは誰のことだったんだろう。
何か見落としたかな?
それと、最後にキャサリンが言っていたマー大陸、ミー大陸、ムー大陸、メー大陸。
その気になれば、5期くらいまでできそう!?

レビュー 感想、意見、口コミなど